インビザラインGO
歯並びを短期間で、快適に治療出来る、インビザラインGOとは。
インビザラインGOとは、マウスピース矯正の代名詞ともいえるインビザラインの治療プランのひとつです。前歯の歯並びの治療に特化しており、いわゆる“部分矯正”に当たる治療プランといえます。インビザラインには、さまざまな治療プランが用意されていますが、前歯だけに特化しているのはインビザラインGOだけです。
インビザラインフルとの違い
インビザラインにおける最も標準的な治療プランは「インビザラインフル」です。上下すべての歯が治療対象となるプランで、矯正にかかる費用や期間は、一般的な“全体矯正”と同じです。それに対してインビザラインGOは部分矯正に当たることから、費用が安く、治療期間も大幅に短くなります。矯正に使用するマウスピースの形や装着方法、装着時間等に違いは見られません。
- 治療対象となる歯
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インビザラインフル:すべての歯(親知らずを除くと28本)
インビザラインGO:前から5番目までの歯(小臼歯までの20本)
- 使用できるマウスピースの数
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インビザラインフル:制限なし(40~50枚程度)
インビザラインGO:20枚まで
インビザラインGOのメリット
01前歯だけを矯正できる
歯並びのコンプレックスは、前歯に集中しています。なぜなら前歯が最も目につきやすく、歯並びの良し悪しが口元の審美性を大きく左右するからです。そのため”前歯だけ“の矯正を希望する患者さまが増えています。前歯の矯正に特化したインビザラインGOならそのご要望にお応えできます。
02矯正にかかる期間が短い
インビザラインフルでは、マウスピース(アライナー)を40~50枚くらい使用するため、治療期間は1~2年程度となります。インビザラインGOで使用するマウスピースは、20枚までと決まっていることから、治療は5~10ヵ月程度で終わるのが一般的です。本来なら数年かかる矯正治療を半年程度で終えることができるのは、患者さまにとって極めて大きなメリットとなります。
03治療にかかる費用が安い
治療期間が短く、使用するマウスピースの枚数が少ないということは、費用も自ずと安くなります。通常、インビザラインGOの費用は、インビザラインフルの半額程度となります。
ワイヤー矯正と比較した場合のメリット
- マウスピースは粘膜を刺激することが少ない
- 歯をゆっくりと着実に動かすため、歯の移動に伴う痛みが少ない
- 金属アレルギーのリスクがない
- 食事や歯磨きを普段通りに行える
- 通院頻度が低い(2ヵ月に1回程度)
- 装置のトラブルが少ない
インビザラインGOがオススメの症例
インビザラインGOは、1~5番目までの歯が治療対象となる部分矯正なので、以下に挙げるような症例に適しているといえます。
- 前歯にわずかなすき間がある(すきっ歯)
- 1本だけ歯が捻じれている
- 1本だけ歯が内側に倒れ込んでいる
- 重症度の低い出っ歯や八重歯、乱ぐい歯
- 過去の矯正で後戻りが生じている
このように、インビザラインGOは比較的軽度の症例に適したマウスピース矯正といえます。中等度から重度の歯並びは、インビザラインフルやワイヤー矯正が推奨されます。
インビザラインGOの費用と期間
インビザラインGOは、その他の矯正治療と同様に自由診療(自費診療)となります。スマイルデンタルクリニックのインビザラインGOの費用は以下の通りです。
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矯正相談
3,300円
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検査・診断料
55,000円
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インビザラインGO
385,000円
インビザラインGOの治療にかかる期間は、症例によって変わります。一般的には20枚のマウスピースを5~10ヵ月程度で使っていくことになります。
よくある質問
- インビザラインGOはどのような人にオススメですか?
- 前歯が1本だけ傾いている、前歯のすき間が気になるなど、前歯部のちょっとした乱れが気になる方にインビザラインGOはオススメです。また、矯正にかかる費用をできるだけ抑えたい、治療期間を短くしたいという方にもインビザラインGOは推奨できます。
- インビザラインGOは痛くないですか?
- インビザラインGOで使用するマウスピースは、厚みが0.5mm程度しかなく、表面は滑らかなので舌や頬粘膜を刺激することがありません。マウスピース1枚で動かせる距離も0.25mm程度と少なく、歯にかかる圧力も弱いことから、ワイヤー矯正よりも痛みが少ない治療法といえます。特にインビザラインGOは軽症に適応されるため、強い痛みを感じることなく治療を終えるケースが多いでしょう。
- 前歯の出っ歯やすきっ歯はインビザラインGOで矯正できますか?
- もちろん、矯正できます。インビザラインGOなら、前歯の出っ歯やすきっ歯を安価に、短期間で治すことが可能です。ただし、重症度の高い前歯の出っ歯やすきっ歯は、抜歯をする必要があったり、奥歯も含めた歯列全体を動かさなければならなかったりするため、インビザラインGOではなくインビザラインフルが推奨されることもあります。
- 抜歯が必要なケースもインビザラインGOで矯正できますか?
- 基本的には難しいです。なぜなら抜歯をすると歯の移動距離が大幅に増えるからです。インビザラインGOで使用できるマウスピースは最大で20枚であることから、抜歯によって生じたスペースを制限内で埋めるのは困難なケースが大半を占めます。そのため抜歯が必要なケースは、インビザラインフルやワイヤー矯正を提案させていただく可能性が高くなります。いずれにしても、まずはお気軽にご相談ください。
- 通院頻度や期間はどれくらいですか?
- インビザラインGOの通院頻度は、インビザラインフルと同じです。1~2ヵ月に1回の頻度でお越しいただき、経過を見ていきます。矯正にかかる期間は、5~10ヵ月程度です。具体的な治療期間は症例によって大きく変わることから、気になる方は矯正相談をご利用ください。