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インビザラインブログ
前歯2本だけでも矯正できる?歯並びを治すメリットとオススメ治療
前歯2本だけ歯並びが気になっている。そんな悩みを抱えている方は意外に多いものです。前歯2本が前方に傾いていることで出っ歯になっていたり、前歯の捻じれた生え方が口元の審美性を大きく低下していたりすることもあるでしょう。
今回はそんな前歯2本だけを矯正する方法やメリットとオススメ治療について、東船橋駅のスマイルデンタルクリニックがわかりやすく解説をします。
前歯2本だけでも矯正できます
前歯2本だけ矯正することは十分可能です。当院でもこれまでたくさんの患者さんに、前歯2本や前歯3本だけの矯正を行ってまいりました。前歯2本だけの矯正となると、歯科医師側にはさまざまな制約がかかるため、難易度はやや高くなるのですが、患者さんにとってはメリットが大きくなります。
部分矯正で治療
前歯2本だけを矯正する場合は、部分矯正が適応されます。歯列の一部分だけに装置をつけて歯を動かす方法で、標準的な全体矯正とはいろいろな面で異なります。とくに矯正治療の値段や治療期間に大きな違いが見られるため、最近では、全体矯正ではなく、部分矯正を選択する人が増えてきています。
ただし、部分矯正も決して万能な治療ではないことから、前歯2本だけ治したい場合であっても、全体矯正を選択せざるを得ないケースもある点に注意しなければなりません。
前歯2本だけでも矯正するメリット
前歯2本だけを矯正治療で改善する場合は、次に挙げるような5つメリットが得られます。
【メリット1】矯正治療の値段が安い
すべての歯が治療対象となる全体矯正では、800,000~1,000,000円程度の費用がかかりますが、前歯2本だけの部分矯正なら、300,000~500,000円程度で受けられます。実際にどのくらいの値段になるかは、患者さんの歯並びと歯科医院の料金設定によって変わってくるため、具体的な金額は矯正相談にてお尋ねください。
【メリット2】治療期間が短い
前歯2本だけの部分矯正なら、4~10ヵ月くらいで治療が完了することでしょう。歯を動かすのに1~3年かかる全体矯正とは、治療期間に大きな違いが見られます。当然ですが治療期間が短いほど、心身への負担も少なくなるため、患者さんにとってのメリットも大きくなります。
【メリット3】矯正に伴う不快症状を抑えられる
歯を人為的に動かす矯正治療には、少なからず不快症状を伴います。例えば、ワイヤー矯正で歯列全体を治療した場合は、歯の移動に伴う痛みが強いだけでなく、装置による粘膜の刺激や発音への悪影響、食事や会話の妨げとなるなど、さまざまな不快症状と向き合わなければなりません。
前歯2本だけの部分矯正なら、装置を付ける部位が一部に限られることに加え、歯を動かす距離も短いため、日常生活への影響も最小限に抑えられます。マウスピース矯正を選択した場合は、いずれにしても快適な日常生活を送れることでしょう。
【メリット4】矯正による効果を実感しやすい
前歯2本の部分矯正では、患者さんが気になっている部分だけを短期的に治すことから、治療効果を実感しやすいといえます。また、前歯は口元の審美性を大きく左右する部位でもあるため、手間や時間、お金などの負担を最小限に抑えた上で、それ以上の効果が得やすい治療ともいえます。つまり、前歯2本だけの部分矯正は、ある意味でコストパフォーマンスが良い治療なのです。
【メリット5】コンプレックスを解消
前歯部に歯の重なりやちょっとしたスペースが存在していると、とても目立ちやすいため、口元のコンプレックスになりがちです。部分矯正では、そうした前歯の歯並びをピンポイントで改善できるので、コンプレックスの解消にもつながります。
前歯2本にはインビザラインがオススメです
前歯2本の部分矯正は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらでも行うことができます。それぞれに一長一短があるため、どちらかが絶対的に優れているとはいえませんが、前歯2本だけを矯正するのであれば、マウスピース矯正のインビザラインがおすすめといえます。
インビザラインとは?
インビザラインとは、透明な樹脂製のマウスピースを装着して、歯並びを治す方法です。数あるマウスピース矯正の中でも歴史が古く、実績も豊富であることから、ほとんどの歯並びに適応可能となっています。前歯2本だけを矯正するのであれば、「インビザラインGO」が適しています。インビザラインGOは、前から5番目までの歯を動かせるプランなので、今回のテーマである「前歯2本だけ」の治療にぴったりといえます。
インビザラインがオススメな理由
前歯2本の矯正でインビザラインがオススメな理由は次の通りです。
- 矯正のシミュレーションができる
- 装置が目立ちにくい
- 食事や歯磨きの時に装置を外せる
- 虫歯や歯周病のリスクが低い
- 歯の移動に伴う痛みが少ない
- 装置による刺激や違和感がほとんどない
- 通院頻度が低い
前歯2本だけ矯正できないことはある?
患者さんの歯並びの状態によっては、前歯2本だけの矯正を行えないこともあります。例えば、大きい歯や小さい顎が原因で、顕著なスペース不足が認められるケースでは、かなりの確率で抜歯が必要となるため、前歯2本だけの部分矯正を行うことは難しいでしょう。出っ歯や乱ぐい歯の症状が強い場合も前歯2本だけを矯正するのではなく、歯列全体を治療しなければならないことから、部分矯正を適応することは難しいです。
いずれのケースも精密検査を実施してみなければ最終的な診断を下すことはできませんので、気になる症状がある方はいつでもお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、前歯2本だけを矯正する方法やメリット、オススメの治療法について、東船橋駅のスマイルデンタルクリニックが解説しました。歯並びの中で前歯2本だけ気になっている場合は、部分矯正で改善することが可能です。従来のワイヤー矯正だけでなく、近年、人気を集めているマウスピース矯正(インビザライン)でも前歯2本の部分矯正を行えますので、関心のある方は当院までご連絡ください。矯正相談の際にインビザラインによる前歯2本の治療期間や値段なども詳しくご説明します。