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インビザラインブログ

インビザラインのアタッチメントについてよくある質問と回答をまとめました

マウスピース矯正のインビザラインでは、「アタッチメント」と呼ばれるパーツを利用することがあります。インビザラインってマウスピースを着けるだけじゃないの?と不安に感じる方もいらっしゃることでしょう。

また、これからアタッチメントを装着する予定の人は、日常生活への影響など、疑問に思う点もあるかと思います。今回はそんなインビザライン・アタッチメントに関する質問に、船橋のスマイルデンタルクリニックがわかりやすく回答します。

インビザラインで利用するアタッチメントとは?

レジン製の小さな突起物

インビザラインのアタッチメントは、歯科用プラスチックであるコンポジットレジンで作られた突起物です。米粒よりも小さく、色も歯に調和するため、目立つことはありませんが、アタッチメントを歯面に設置する際には、極めて繊細な処置が求められます。

一般的には20個程度のアタッチメントを30分くらいかけて接着していきます。歯を削る必要はないのですが、特殊な薬剤を使って歯面を粗くしなければなりません。そうした接着操作は、ワイヤー矯正のブラケットを設置する時に似ています。当然ですが痛みを感じることもありませんのでご安心ください。

いくつかの作用が期待できる

インビザライン・アタッチメントには、いくつかの作用が期待できます。最もイメージしやすいのは、「マウスピースの浮き上がりの防止」です。歯とマウスピースの間にアタッチメントが介在することで摩擦が生まれ、マウスピースが浮き上がる現象を抑えられます。

また、インビザライン・アタッチメントは、歯を引っ張り上げる「挺出(ていしゅつ)」を促進したり、歯根の動きを助けたりするなどの作用も期待できます。それぞれ「ディープバイト用」や「ルートコントール用」など、異なる名称が付けられており、さまざまな種類が用意されています。どの種類のアタッチメントを使用するかは、患者さんの歯並び・噛み合わせの状態によって大きく変わります。

アタッチメントは目立つ?分からない?

先述のように、インビザラインのアタッチメントが目立つことはありません。サイズは米粒大で、歯に溶け込むような色調の突起物は、マウスピースを外した状態でも目立ちにくいです。普段はマウスピースを装着しているため、外から見たらアタッチメントの存在がわからないことがほとんどといえます。ですから、アタッチメントを付けるフェーズに入っても、口元の審美性が大きく低下することはありません。

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アタッチメントはいつまで付けてるの?

インビザラインのアタッチメントを付けるタイミングと外すタイミングは、ケースによって変わってきます。一般的には、治療が始まってそれほど時間が経過していない段階で装着し、矯正の終盤に入るくらいに外すことが多いです。インビザライン・アタッチメントの役割が終わったら、それよりも早い時期に外すこともあります。その点は、精密検査を行い、治療計画を立ててみなければわかりません。

アタッチメントは食事に影響する?カレーは食べても良い?

インビザライン・アタッチメントは、歯面に固定される突起物であることから、食事への影響を心配される方も多いかと思います。マルチブラケット装置ほど食事に強い影響を与えることはありませんが、気をつけなければならない点はいくつかあります。

まずは、食事による着色です。カレーのような色素の強い食品を習慣的に食べていると、レジン製のアタッチメントが黄ばむことがあります。その結果、アタッチメントが目立つようになる場合もあるため、カレーを始めとした着色性の強い食べ物・飲み物には注意する必要があります。

また、極端に硬い食べ物を無理して噛もうとすると、アタッチメントが外れる場合があることから、食品の硬さや噛み方にも一定の配慮が必要となります。とはいえ、アタッチメントはあくまで補助的なパーツなので、マルチブラケット装置ほどセンシティブに扱う必要もないといえるでしょう。

アタッチメントをしていてもキスできる?

アタッチメントを付けた状態でキスをすると、相手にケガをさせそうで怖い、もしくは違和感が大きくなりそうで不安、という方もいらっしゃるようです。この点もご安心ください。インビザライン・アタッチメントの先端は、ケガをするような形状にはなっていません。

また、標準的なキスをする時にアタッチメントが邪魔をしたり、違和感を大きくしたりすることもほとんどないといえます。実は、金属製のワイヤーと複雑な形をしたブラケットを固定するワイヤー矯正であっても、キスは問題なく行えます。いわゆる“大人のキス”も不便を感じることはありませんのでご安心ください。

アタッチメントが取れたり、飲み込んでしまったら?

インビザライン・アタッチメントは、比較的取れやすいパーツとなっています。そもそも撤去することを前提としているため、何かの拍子に取れることは珍しくないのです。ブラケットよりも接着はかなり甘いです。

飲み込んでしまった場合の注意点

食事をしている時に取れた場合は、アタッチメントを飲み込んでしまうこともあるかと思いますが、それほど心配する必要はありません。アタッチメントは極めて小さなプラスチックの塊であり、誤って飲み込んでも数日以内に便として排泄されます。ただし、アタッチメントを食道ではなく、気道に飲み込んだ場合は、少し注意が必要です。誤嚥した後に、咳などで食道に戻されれば良いのですが、気道に残り続けた場合は、医療機関で撤去しなければならなくなります。誤嚥した後も不快な症状が続く場合は、すぐに歯科や医科に連絡しましょう。

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次回の診療で付け直すことが多い

インビザライン・アタッチメントは補助的なパーツであり、1つから複数個取れたとしても、とくに大きな問題にはなりません。一般的には次回の診療の際に付け直すこととなります。ただ、アタッチメントが外れた数が多かったり、外れた部位が悪かったりすると、速やかに付け直す必要が出てくる場合もあるため、まずは主治医に報告することをおすすめします。アタッチメントの取り扱いについては、事前に主治医から説明があるかと思いますので、基本的にはその方針に従ってください。

まとめ

今回は、インビザライン矯正でしようするアタッチメントについて、東船橋のスマイルデンタルクリニックが解説しました。本文でご紹介した内容以外にも、インビザライン・アタッチメントに関する疑問や不安があれば、いつでもお気軽に当院までご相談ください。一つ一つ丁寧にお答えします。

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院長 椎名 康雅

東京歯科大学で矯正治療認定医資格を取得し、同大学病院に勤務 平成15年にスマイルデンタルクリニックを開業 平成24年、スマイルデンタルクリニック矯正歯科/スマイルデンタルクリニック小児歯科を開業。 歯科医師のための勉強会「椎名塾」主宰。
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