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インビザラインブログ
乱ぐい歯の矯正はインビザラインがオススメです
日本人によく見られる歯並びに「乱ぐい歯」というものがあります。皆さんの中でも小さい頃からこの乱ぐい歯の症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。乱ぐい歯は、当然ですが自力で治すことはできないため、長年定着したコンプレックスになりやすいです。
今回はそんな乱ぐい歯の特徴や放置するリスク、矯正で治す場合はインビザラインがオススメな理由を東船橋のスマイルデンタルクリニックが解説します。乱ぐい歯の矯正治療を検討されている方は、参考にしてみてください。
乱ぐい歯(叢生)とは?
乱ぐい歯とは、文字通り乱雑に打ち込んだ杭のような歯並びです。1本1本の歯が別々の方向を向いており、重なり合っている部分も見られます。専門的には叢生(そうせい)と診断される症状で、乱ぐい歯には驚くほど多くのデメリットやリスクを伴う点に注意しなければなりません。
「自分の歯並びも乱ぐい歯かも?」と思われた方は、まず鏡でご自身の歯並びを観察してみましょう。上下ともにきれいなU字型を描いていない場合は、乱ぐい歯である可能性が高いです。
乱ぐい歯を放置する5つのリスク
乱ぐい歯は叢生という診断名がつくように、れっきとした歯列不正・不正咬合の一種なので、矯正治療による改善が求められます。それを行わず放置していると、次に挙げるようなリスクが生じます。
リスク1.口臭が出やすい
乱ぐい歯は、デコボコの歯並びとなっていることから、食べカスやプラークがたまりやすいです。そこで細菌が繁殖すると、口臭が発生します。乱ぐい歯の方で口臭がなかなか改善されない場合は、セルフケアを徹底することはもちろん、現状の歯並びではプラークコントロールに限界があることも知っておきましょう。
リスク2.歯周病や虫歯になりやすい
プラークコントロールを適切に行えないと、口臭だけでなく、歯周病や虫歯を引き起こす細菌の繁殖も促されます。
リスク3.食べ物をきちんと噛めない
乱ぐい歯は必ずと言って良いほど、噛み合わせの異常を伴います。仮に、上の歯列だけ乱ぐい歯で、下の歯列は正常であったとしても、上下顎が正常に噛み合うことはありません。そのため乱ぐい歯の方は、硬い食べ物や弾力性の高い食べ物を噛むのが苦手なケースが多いです。だからといって噛みやすく、軟らかい食べ物ばかり選んで食べていると、顎の骨や筋肉が退化して、噛む力や飲み込む力がさらに低下することから、やはり、乱ぐい歯は放置せずに、矯正治療で改善した方が良いといえます。
リスク4.歯科治療に悪影響が出る
乱ぐい歯では、ブリッジや入れ歯による補綴治療の難易度が大きく上昇します。そもそも上下の歯が正常に噛み合っておらず、隣の歯との平行性も乱れているため、失った歯を補う治療がしにくいのです。これは失った歯を歯根から回復できるインプラント治療おいても、マイナスな影響が生じることがあります。
リスク5.対人関係に支障をきたす
乱ぐい歯の方は、おそらく審美面におけるネガティブな影響を最も深刻に捉えていることかと思います。特に前歯部の乱ぐい歯は、口を少し開けるだけでも目に付くため、人前で話したり、笑ったりするのが苦手な方も多いことでしょう。人と会話をする際には、常に口元を隠している方もいらっしゃいます。その結果、他人と関わることに消極的となり、性格まで変化するケースも珍しくありません。
乱ぐい歯になる3つの原因
乱ぐい歯になる主な原因は、以下の3つです。
原因1.顎の骨が小さい
顎の骨が小さいと、親知らずを除く28本の永久歯を正常に並べることができません。
原因2.歯のサイズが大きい・数が多い
顎の骨が正常でも、歯のサイズが標準よりも大きかったり、数が多い過剰歯(かじょうし)が認められたりすると、スペースが不足して乱ぐい歯となることがあります。
原因3.歯の生え変わりのトラブル
顎や歯のサイズ・数が正常でも、乳歯から永久歯への生え変わりにトラブルが生じると、乱ぐい歯になることがあります。具体的には、乳歯が抜け落ちるタイミングが遅れたり(晩期残存)、虫歯の重症化によって乳歯が早いタイミングで抜け落ちたり(早期脱落)すると、永久歯の歯並びが乱れて乱ぐい歯となることがあります。それだけに乳歯から永久歯への生え変わりの時期は、虫歯の予防に努めるだけでなく、定期検診を受けて異常を早期に発見することが重要となります。
乱ぐい歯の矯正はインビザラインがオススメです
冒頭でも述べたように、乱ぐい歯は自力で治すことは不可能なので、歯科医院で矯正治療を受ける必要があります。その際オススメなのがマウスピース矯正のインビザラインです。
インビザラインとは?
透明な樹脂製のマウスピースを使って、歯並びの乱れを治す矯正システムがインビザラインです。世界で最も多くの実績があり、長い歴史を誇るインビザラインは、乱ぐい歯もきれいに治せることが多いです。バラバラな方向に生えている歯もマウスピースを交換していく過程で、徐々に整列していきます。
なぜインビザラインがオススメなのか?
インビザラインで乱ぐい歯を治す場合、デコボコの歯並びに金属製のワイヤーやブラケットを固定する必要がありません。薄くて透明なマウスピースを1日20~22時間装着するだけで、歯の傾きや位置の異常が矯正されていくのです。インビザラインなら食事と歯磨きを今まで通り行えますし、大事な面接やプレゼンを控えている場合は、事前に装置を丸ごと外すことも可能です。また、お口と装置のケアもしやすく、乱ぐい歯の矯正期間中の歯周病・虫歯リスクを最小限に抑えられます。
インビザラインの治療期間はどのくらい?
乱ぐい歯をインビザラインで快適に矯正する場合は、その代償として治療期間が長くなりそうなものですが、実際はそんなことはありません。軽度から中等度の乱ぐい歯であれば、インビザラインと従来のワイヤー矯正とで治療期間に大きな差は見られません。重度の乱ぐい歯となると抜歯が必要となることも多く、インビザラインだけできれいに治せない可能性もあるため、治療期間に関しても一概に語ることは難しいです。
まとめ
今回は、乱ぐい歯の症状や放置するリスク、矯正で治す場合はインビザラインがオススメである理由を東船橋のスマイルデンタルクリニックが解説しました。デコボコの歯並びである乱ぐい歯は、放置すると歯周病や虫歯になりやすくなるだけでなく、咀嚼障害や審美障害を伴うことから、早期に矯正治療で改善するのが望ましいです。
薄くて透明なマウスピースを使うインビザラインなら、乱ぐい歯も快適に矯正できますので、マウスピース矯正の費用や期間、治療手順などに関心のある方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。