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インビザラインブログ

すきっ歯の矯正はインビザラインがオススメです

日本人の歯並びでは、出っ歯や乱ぐい歯がよく見られますが、すきっ歯に悩まされている方も意外に多いです。すきっ歯は歯並びがデコボコになっていたり、前歯が極端に突出していたりするわけではないので、それほど気になっていないという方もいらっしゃるかもしれません。

その一方で、すきっ歯が小さい頃からのコンプレックスになっている方も少なくないことでしょう。今回はそんなすきっ歯の症状や原因、矯正方法について、東船橋のスマイルデンタルクリニックが詳しく解説します。

すきっ歯とは?

正常な歯列にはすき間がありません。1本1本の歯が支え合うように接触して、きれいな歯列弓を形成しているのです。その中に不自然なすき間がある場合は、空隙歯列(くうげきしれつ)という歯列不正が疑われます。いわゆる「すきっ歯」です。永久歯列には本来すき間は不要であり、その状態を放置していると、次に挙げるようなリスクが生じるため、矯正治療で改善した方が良いといえます。

すきっ歯を放置するリスク

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【リスク1】口元のコンプレックスになる

先ほど、正常な歯並びにはすき間がないとお伝えしましたが、そこにほんの1mmでも空間があると見た目に大きな悪影響を与えます。とくに上の前歯の真ん中にすき間がある「正中離開(せいちゅうりかい)」は、口元のコンプレックスになりやすいため十分な注意が必要です。

【リスク2】食べ物が詰まることで不衛生になりやすい

すきっ歯の症状がある方は、食事の度に食べ物が詰まってストレスを感じているのではないでしょうか。歯間部に食べ物が残っていると細菌の活動が活発化して不衛生となり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

【リスク3】息漏れによる発音障害に悩まされる

前歯部にすき間があるすきっ歯では、息漏れによる発音障害が起こりやすいです。

【リスク4】前歯で食べ物が噛み切れない

前歯部に大きなすき間があると、前歯で食べ物が噛み切れなくなることがあります。何とか切れたとしても、すきっ歯のせいでそしゃく能率が低下することに間違いはありません。その結果、臼歯部に大きな負担がかかって奥歯の寿命が縮まるかもしれません。食べ物を十分にそしゃくしないまま飲み込むと、胃や腸に過剰な負担がかかることになります。

すきっ歯になる8つの原因

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続いては、すきっ歯になる原因についての解説です。すきっ歯は、以下に挙げる8つの症状のいずれか、あるいはいくつかの組み合わせで発症することが多いです。

【原因1】歯の本数が少ない

歯の本数が生まれつき少ない場合、隣り合う歯との間にすき間ができやすくなります。通常、人間の歯は上下で28本(親知らずを除く)ありますが、何らかの先天的な理由で少ない場合、このような歯列の乱れが起こることがあります。

【原因2】歯のサイズが小さい

歯が通常よりも小さい場合、隣の歯との間にすき間が生じやすくなります。これは特に前歯でよく見られ、すきっ歯の原因の一つとなります。歯のサイズが噛み合わせに与える影響も無視できません。

【原因3】顎のサイズが大きい

顎が大きすぎると、歯がそのスペースに対して小さく見えることがあり、歯と歯の間にすき間ができやすくなります。これは遺伝的要素が大きく、親御さんからの遺伝によってすきっ歯になりやすい場合もあります。

【原因4】口腔習癖

舌で前歯を押す癖や、唇を噛む癖など、口腔習癖があると、歯が圧力を受けて前方へ押し出され、歯と歯の間にすき間が生じることがあります。お子さんにこうした習慣がある場合、早期に改善することが望ましいです。

【原因5】歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりによって歯に過度な力がかかると、歯が少しずつ動き、すき間ができることがあります。特に、これが長期間にわたって繰り返されると、歯列に影響を与え、すきっ歯が発生するリスクが高まります。

【原因6】歯周病や加齢による歯茎・歯槽骨の吸収

歯周病や加齢によって歯茎や歯槽骨が吸収されると、歯が支えを失い、歯が動いて隙間ができることがあります。歯周病の予防には定期的な歯科検診が重要です。

【原因7】上唇小帯(じょうしんしょうたい)の付着異常

上唇小帯が歯の根元付近に付着している場合、歯並びに影響を与え、前歯にすき間ができることがあります。この場合、矯正治療や外科的な処置が必要となることもあります。

【原因8】歯列矯正による弊害

歯列矯正が適切に行われなかった場合や、矯正後の保定(リテーナー)が不十分だった場合、歯が再び動き、隙間ができることがあります。矯正治療を受けた後は、歯科医の指示に従い、定期的なフォローアップが大切です。

すきっ歯の矯正はインビザラインがオススメです

インビザライン

最後に、すきっ歯を矯正治療で治す方法について解説します。軽度から中等度のすきっ歯なら、マウスピース矯正のインビザラインがオススメです。

インビザラインとは?

インビザラインは、透明な樹脂製のマウスピースを1日20~22時間装着し、1~2週間ごとに交換していく矯正システムです。矯正装置が透明で目立たない、食事や歯磨きを普段通りに行える、歯の移動に伴う痛みが少ない、通院頻度が低いなど、ワイヤー矯正にはないメリットがたくさんあることから、近年、人気が急速に高まっています。

すきっ歯にインビザラインが向いている理由は?

すきっ歯は、スペースが余っていることが主な原因なので、矯正に際して抜歯をすることがほとんどありません。多くのケースでは、歯列全体を少しずつ動かしてすき間を埋めていくことになるため、マウスピース矯正のインビザラインで治しやすい症状といえるでしょう。前歯に少しだけすき間があるケースなら、インビザラインGOという部分矯正のプランで対応できることが多いです。

インビザラインGOの費用は、インビザラインフルの半額程度ですし、治療にかかる期間も5~10ヵ月程度であるため、患者さんにかかる経済的・身体的・精神的負担も最小限に抑えられます。インビザラインGOですきっ歯を治す期間は症例によって異なるため、気になる方はお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、歯と歯の間に不要なすき間が存在しているすきっ歯の症状やインビザライン矯正で治す方法について、東船橋のスマイルデンタルクリニックが解説しました。すきっ歯を放置していると、口元のコンプレックスになったり、虫歯や歯周病のリスクが高まったりするため、早期に矯正した方が良いといえます。

軽度から中等度のすきっ歯であれば、装置が目立たず、矯正に伴う痛みも少ないインビザラインがオススメです。すきっ歯の症状に悩まれている方でインビザライン矯正に関心のある方はいつでもご連絡ください。

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院長 椎名 康雅

東京歯科大学で矯正治療認定医資格を取得し、同大学病院に勤務 平成15年にスマイルデンタルクリニックを開業 平成24年、スマイルデンタルクリニック矯正歯科/スマイルデンタルクリニック小児歯科を開業。 歯科医師のための勉強会「椎名塾」主宰。
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